補正方法の指定というのは、例えば以下の赤字部分などである。
stretchPile(left, top, width, height, layer, 0, 0, layer.width, layer.height, 255, stNearest);
例にあげた記述はニアレストネイバー法を指定しており、一番荒い拡大縮小となる(スクショ1・ダメージ数値部分)。
【スクショ1】

一方、
stretchCopy(left, top, width, height, layer, 0, 0, layer.width, layer.height, 255, stLinear);
のようにしてバイリニア法で拡大縮小させるとより綺麗な補正がなされる(スクショ2・ダメージ数値部分)。
【スクショ2】

注意すべきは、レイヤーの拡大縮小命令によってはバイリニア法が使えない場合があることである(ニアレストネイバー法は全ての命令で使用可能)。
上述のstretchPileは、透明度を有した重ねあわせが可能なため個人的に良く使うのだが、ニアレストネイバー法による拡大縮小しか実装されておらず、バイリニア法を用いる事はできない。
透明度を考慮したレイヤー加工をバイリニア法を使って綺麗な形で行いたい場合、stretchPile以外の命令を用いる必要がある。
その一例が上記stretchCopyである。しかし、これはこれで透明度は維持できても、重ね合わせではなく上書き的なペーストになるため使い方には注意が必要となる。