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創作関係の趣味ブログ

ソチ五輪雑感

 二月上旬から催されたソチ五輪が閉幕しました。
 何度か徹夜させられたり、楽しい数週間でした。

 以下雑感。

 【フィギュアスケート 団体】
  やはり総合力でロシアは圧倒的でしたね。
  プルシェンコ選手の滑りが見れて良かったです。

 【スノーボード ハーフパイプ】
  日本勢最初のメダルが銀銅の2つ同時というので驚きました。
  平野選手、平田選手どちらもこれからさらなる活躍をしてくれる予感。
  金メダルのポドラドチコフ選手は、大技で94点台出した時と金が決まった時のはしゃぎようが印象に残っています。
  特に金決定の時は、近くにいた日本の両名が意外にクールな様子だったので余計際立ってましたね。
  圧倒的王者であったショーン・ホワイト選手は、三連覇を期待していたのですが、残念な結果に終わってしまいました。予選でも軽く一位の点数をたたき出していたので楽勝かと思ったのですが、本当にスポーツは何が起こるかわからないですね。

 【スキー女子スロープスタイル】
  なによりまずコースの危険さが目を引いた競技でした。
  ジャンプ台の下が平らな面になっているので、二段目三段目のジャンプで距離が足りずに怪我する選手が出てしまうのではないかとヒヤヒヤさせられてしまった。
  実際、父親がカナダ人で母親が日本人のカナダ代表のユキ・ツボタ選手が事故を起こしてしまいました。幸い深刻な怪我ではなかったようですが。
  実況が、彼女の祖母が大阪から応援に来ています、なんて紹介するものだから、日本代表ではないけれどなんとなく応援したくなってしまう選手でした。そんな注目の中でしたから、ジャンプ失敗時は特に衝撃を受けました。

 【フィギュアスケート 男子】
  何より期待していたプルシェンコ選手が棄権したこともあり、あまり注目していなかった種目なのですが、ショートで羽生選手が史上最高得点を記録して驚かされました。
  しかし、フリーでは金メダル候補の羽生選手、パトリック・チャン選手ともにミス連発で消耗戦の様相を呈し、個人的にはすっきりしない戦いの印象を受けました。

 【スノーボード 女子クロス】
  日本からは藤森選手が出場していました。
  しかし、何より目を引いたのは金メダルのサムコヴァ選手。ヒゲのフェイスペイントで滑るなんか面白い選手です。
  予選から決勝まで、全てのレースで1位。スタート直後から圧倒的加速でトップに立って、そのまま突き放すという、抜きあい差しあいによる転倒から無縁の勝ちっぷり、文句なしの金メダルだったと思います。
  あと、リンゼイ・ジャコベリス選手が転倒したときは、やたら騒がれてましたが、以前にもやらかしたことがある選手なんですね(↓)。実力は屈指ということなのに、なんかかわいそうな選手です。


 【スキージャンプ ラージヒル】
  やはり葛西選手の銀メダル。
  毎度オリンピック見るたびに「また葛西選手がいるな」って思っていて、冷静に振り返ると「あれ? ちょっと、どんだけ昔から出てるんだよ?」とビックリさせられていたのですが、7回目のオリンピックで41歳、そりゃあ毎回見るってものです。
  そんな大ベテランが、40超えて自身最高の順位で銀メダル、驚きです。ものすごい事だと思います。

 【スノーボード パラレル大回転・パラレル回転 女子】
  大回転の方で竹内選手が銀メダルを取りました。
  そして、日本人なら気になって仕方がないだろうなと思ったのが、金メダルのクンマー選手。
  クンマークンマー呼ばれてると、某未開の地がちらついて仕方がなかったです。

  回転の方では、女子は大回転の上位陣が早々に敗退し驚きました。

  採点競技の「素人目線でのわかりにくさ」が良く言われますが、この競技は勝ち負けが非常にわかりやすくて面白い競技だと思いました。

 【スノーボード パラレル大回転・パラレル回転 男子】
  ビック・ワイルド選手が二冠を達成。
  素人目にも一人だけやたらスムーズな滑りをしていて爽快でした。
  何より名前がカッコいい。ビックでワイルドって。

 【スキーハーフパイプ 女子】
  小野塚選手が銅メダル。フィギュアの浅田選手のフリーの方ばかり見ていて、その裏で速報が流れてきました。
  前から、「スノーボードのハーフパイプはあるけどスキーにはないんだな。危なそうだもんな」と思っていたのに、今大会からできた新競技だそうですね。
  スキーでもあんなU字の所を滑って演技ができる事に驚きました。

 【スキー クロス】
  この競技は、実況と解説がやたら饒舌で、そちらの印象の方が強く残っています。
  一部で話題になってる↓の動画がこの競技です。

  この実況と解説、隙あらばうまいこと言おうとするようで、競技の面白さをより引き立てていると思いました(「陽気な天気で観客も元気」みたいなことをスラスラ言う)。

 【フィギュアスケート女子】
  ショートもフリーも徹夜して見ました。
  ショートでは日本勢が失敗続きで、特に浅田選手が大きなミスをしてしまい、演技後非常に消沈した様子だったので、こちらまで気分が沈んでしまいました。
  あの結果に目を覆いたくなった視聴者はたくさんおられると思います。
  そして、この失敗に対しての森元首相の発言もあって、浅田選手の不調の話題がたった一日でえらく大きなニュースになりました。
  しかし、このような大きな騒ぎの中で、浅田選手はフリーで凄い演技を見せてくれました。
  前日の不調が嘘のような一世一代のパフォーマンスでした。
  そして出たのが自己最高の142.71点。
  フリーだけを見れば、私は浅田選手の演技が突出して良いように感じました。
  この得点が中盤で出てしまったことが、終盤の得点インフレの一つの原因になったように個人的には思いました。

  ロシア代表のリプニツカヤ選手は、団体戦とは裏腹に、こちらではミスが目立ちました。
  演技終了後の不満そうな様子が印象的でした。

  銅メダルのコストナー選手は、メダリストの中で最年長ですが、一番華麗な演技でした。ショートもフリーも安定していて、ショートとフリーあわせて見た場合の個人的一番はこの選手でした。

  銀メダルのキム・ヨナ選手。やたら騒がれる事の多い選手ですが、なんだかんだ言われてもミスを全くしないのは凄い事だと思いました。できる事を出来る範囲でしっかりやる堅実で非常に安定した選手ですね。

  金メダルのソトニコワ選手。ショートで、話題のリプニツカヤ選手が転倒したとき、ロシア終わったな、と思ったのですが、そんなことはありませんでした。
  ロシアの若手は非常に層が厚いですね。
  フリーの点数が高すぎるとは思いましたが、彼女が金という点については特に違和感はありません。
  会場の盛り上がりも味方に付け、開催国の威信を守ったな、と思いました。

  最後に、今期で引退という鈴木選手。遅咲きで、20代になってからのオリンピック出場2回で、どちらも入賞というのは凄い事だと思います。お疲れ様でした。
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