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違法ダウンロード刑事罰化Q&Aを文化庁が公開 うんたらかんたら

 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1721399.htmlを見ていて思ったわけですが。
 gigazineの記事を引用した上でやたら文化庁をDisってるけど、gigazineの元記事も含めて、微妙にミスリードだろ。

 子供向けにデフォルメして、わかりやすさ重視で書かれた説明に突っ込みいれてもなぁ。

 実際問題、子供向け(http://www.bunka.go.jp/chosakuken/download_qa/pdf/dl_qa_child.pdf)じゃなくて、一般向け(http://www.bunka.go.jp/chosakuken/download_qa/pdf/dl_qa.pdf)を読む限り、まあ、まともな解釈だろう。

 ただまあ、条文上の規制構造の周知が全然行き届いていないのが課題なんだろうなぁ。映像音楽画像テキストetcそれらは別々に規制されてるわけである。
 一般向けのpdfを見れば、ちゃんと映像音楽とそれ以外を別々に分けて解答しているんだけど、この区別を念頭に置かないでQA読んでも趣旨がちゃんと通じない。一般向けQ7とか、「画像とテキストだけ」について成り立つ説明である。

 んで、まあ、一般向けpdfの方をちゃんと読もう、という話です。
 例えば、子供向けのQ6は「友達から送られたメールについている海賊版の音楽や映画を自分のパソコンにコピー
すると刑罰の対象となるのですか?」について、

 「違法ではなく、刑罰の対象とはなりません。
違法ダウンロードの「ダウンロード」とは、音楽や映画の海賊版について、ホームページ上にあるもの
を、インターネットを通じてダウンロードすることです。
メールで送られてきた海賊版を自分のパソコンにコピーする場合は、ホームページ上にあるものをイ
ンターネットを通じてダウンロードする場合に当たりません。」

 と解答しているけど、これは、一般向けの説明では補完されている。

 一般向けのQ6のように、「違法ダウンロードでいう「ダウンロード」は、著作権又は著作隣接権を侵害する「自動公衆送信」を受信して行うダウンロードが対象となります。著作権法上、「自動公衆送信」とは、公衆送信(公衆によって直接受信されることを目的として送信を行うこと)のうち、公衆からの求めに応じ自動的に行うものをいい、友人が送信したメールはこれに該当しません。」

 といわれれば、ちゃんと説明になっている。
 とはいえ、自動公衆送信ってのが、専門用語だから、まあなかなか通じにくいのは事実でしょう。

 そういえば、子供向けの説明の「ホームページ上にあるものを」って点について、じゃあP2Pは違うのか、みたいな突っ込みがあるけど、P2Pはこの自動公衆送信にあたるからアウトに決まっている。

 ようは、「ちょうだい」って頼まれて無差別に「はい、あげる」ってやってると自動公衆送信なわけだ。
 だから、メールで送ったら全部OKじゃなくて、メールで送る形式でも、要求に対して無差別に、メールに音楽とか添付して送り返す、みたいな仕組みにしている場合は、自動公衆送信に当たると思われる。

 Q6は「友人から」ってのがとっても重要なキーワードなわけです。この一語があるから「無差別(自動的とか機械的)ではないのね」という事が前提になるわけ。正直、太字にして赤色とかに変えておくぐらいの方がよかったんじゃないかい?ってぐらい。
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